2025年2月26日(水))発売予定。予約商品規定をお読み頂きご注文下さいませ。
元々nujabes主催のhydeout productionsよりリリースを行う予定出会ったが、制作途中でnujabesが急逝。その後当時のnujabesのマネージメントなどを行っていたKoizumi Takumiと共に制作を継続。nujabesの追悼アルバムにZack Austin名義で楽曲を提供し、2015年にデビューアルバム「dayscape」をリリース。18歳当時から制作された楽曲を中心とした内容で、その才能に多くのリスナーが驚いた。その後Marcus Dとの共作「EPOC」などをリリースし、2019年には2nd album「Safety In the Sun」、同年立て続けに「Safety In th Moon」をリリースし話題となった。nitsuaの持つドリーミングで優しさを感じる世界観はデビュー当時から多くのリスナーに支持され続け、デビューアルバムから10年近く経った今でも愛され続ける作品作りを行なっている。
そんなnitsuaがようやく5年ぶりとなる最新アルバムをリリースする。
アルバム冒頭の「breeze」は、ゆったりとしつつ力強いビートに浮遊感のあるメロディーがこれから始まる彼の世界のまさに第一歩を優しく誘ってくれる。2曲目の「psiothurism」は心地よくゆったりと漂う漏れ日を思い描くかの様なキラキラとした世界が温かく包み込んでくれる。nitsua自身が演奏するフルートもまた素晴らしく心地が良い。さらに深層に向かっていくと先行でシングルカットされた4曲目「slow light on a feather」や「shadow of a tree」など統一された世界観の中でそれぞれ個性のある心地よさを感じてもらえるだろう。
8曲目に収録された「safe ground」は彼が敬愛するアーティストの一人であるharuka nakamuraの「luz」をオマージュして制作されており、featuringとしてLinn Moriが参加。11曲目「cliffside bench」でも大々的に自身がフルートを演奏し、また少し違った世界観を表現しつつラストの「stargazing」は彼の描いた幻想的で優しさに包まれた世界の最深部とも言える、美しい光景が広がっている。
アルバム全体を通してnitsuaが思い描いたカラフルに彩られた幻想的な世界が広がっており、その世界を浮遊する魂となって心地よく深みにのめり込んでいけるアルバムに仕上がっている。